【中級ロングクルージング】赤倉・妙高へスキー、スノーボードに行くなら妙高杉ノ原スキー場がおすすめ!

スキー場紹介

妙高エリアのスキー場で最も有名なのは、赤倉温泉・赤倉観光リゾートですが、赤倉に泊まりでスキー・スノボに行く時にはぜひ1日でも立ち寄って欲しいのが妙高杉ノ原スキー場です!

特に中級コースをロングクルージングしたい方、圧雪されたバーンの好きな方には本当におすすめです。
今回はそんな妙高杉ノ原について紹介したいと思います。

妙高杉ノ原の概要

妙高杉ノ原スキー場は妙高高原インターから5kmに位置する、プリンスホテルが運営するゲレンデです。
インターから近く、写真左側に写っているのが杉ノ原スキー場で、高速道路からもゲレンデが見え、高速からのアクセスは良好です。
豪雪地帯でもあり、降雪時は道路上に雪が積もっていますが、険しい山道はありません。
赤倉温泉スキー場からも7km程度、車で10~15分の距離にあります。

スキー場も面積は90haと中規模程度でゲレンデマップを見てもあまり大きく感じない方もいるかもしれませんが、非常に縦に長いゲレンデ構成で、ゲレンデマップを見るだけではわからないコースの長さ、奥深さがあります。

昔の情報にはなりますが、私が読んでいたゲレンデガイド2005で、一番好きなゲレンデランキングが掲載されているんですが、
トップ10はすべて200ha程度かそれ以上の大規模ゲレンデがランクインしている中、6位に90haの妙高杉ノ原が入っていて、当時から非常に気になるゲレンデでした。

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妙高杉ノ原スキー場公式ホームページより

1番の特徴は快適なロングコース

妙高杉ノ原の一番の特徴は快適な中斜面のロングコースです。

ゲレンデマップ右上にも表示されていますが、標高差が1124mもあります。これは日本のスキー場の中で第2位の数字です。
そして1回で滑り降りられる最長滑走距離は8.5kmとこれも日本のゲレンデの中では3位に入ります。
普通のゲレンデの、最長滑走距離って、林間コースなどが多く、気持ちよく滑るというよりは、「移動」のためのコースだったりするんです。

でも、妙高杉ノ原は違います。
上記のゲレンデマップでピンク色で示されているところが、杉ノ原で8.5kmのコース取りとなりますが、その多くを移動のためのコースではなく、滑走感のあるコースで占めています。

また、他のゲレンデでは標高差はあっても、1回でその標高差を滑ることはできない場合もあります。
一方、杉ノ原は標高差1124mを途中でリフトに乗ることなく、一気に滑り降りることができ、1回で滑り降りられる標高差では日本一を誇ります。

このあたりにゲレンデマップではわからない、奥深さ、評価の高さがあるのではないでしょうか。

三田原ゾーン

コースは中斜面が中心でクルージングが楽しめる

コースの特徴としては、中斜面が中心となります。

ゲレンデマップ上では、ゴンドラ沿い、三田原第2高速リフト沿いには、初級コースとなっているコースも多くあります。
しかし実際に滑ってみると斜度はスピードが落ちてしまうほど緩くはなく、中級コースとそこまで斜度が変わらない部分もあり、快適なクルージングが楽しめます。

中級コースは、どのコースも最大斜度は20度台前半・平均斜度10度台半ばと、斜度がきつい中上級コースのような急な部分もないため、カービングで滑っていくには丁度いい斜面になっています。

圧雪された中斜面 が好きな私としては、ゴンドラ沿いのコースと、三田原第2高速リフト沿いの7のダイナミックコースが特におすすめです!

上級コースは頂上付近の2コースのみではありますが、非圧雪コースがあり、スーパージャイアントコースは最大斜度38度、スーパーモーグルコースは最大斜度32度と滑りごたえのあるコースもあります。
私はパークにはほとんど行きませんが、左側の三田原ゾーンにビックパークもあります。

スーパージャイアントコース

杉ノ原の滑り方と注意点

ゴンドラは3km以上、三田原ゾーンにある2つの高速リフトはどちらも1.7km以上あり、それぞれのコースの長さ・奥深さがあります!
基本的にはこの3本の高速リフトとゴンドラで主要なコースは回れてしまうので、効率良く滑ることができるのも良い点です。

効率よく滑りたい方に1つ注意点が。
ゲレンデマップ左側の三田原ゾーン下部12、15、17と書いてあるコース(シーダコース、フォレストライン、ロマンス連絡コース)沿いにはリフトはありませんが、時間のあまりない方や中斜面以上を求める方は行かないことをお勧めします。
緩めの初級者コースが続いているだけで、そこを滑ると他のコースへ戻るのにリフトを乗り継ぐ必要があり、時間がかかるためです。

混雑も比較的少なめ

また、リフト、コースともに混雑が少なめなのも長所です。
(以前は他にもたくさんリフトがあったのですが、来客数が減り、今ではリフトの数が減ったのもその証拠です。)

私も、年末や1月3連休の初日と最終日に行ったこともありますが、リフト待ちはほとんどなく、コース上も混雑しておらず、圧雪コースが荒れることもなかったです。

三田原ゾーンにレーンコブもありました

初級者以上の方の方が全体を楽しめる

下部に緩い初級コースもありますが、杉ノ原全体を楽しむなら、滑り始めの初級者というよりは、少し滑られるようになってからがおすすめです。
また、上級者の場合は、非圧雪の急斜面をたくさん滑りたい刺激を求める上級者というよりは、基本中斜面で快適にカービングを楽しみ、時々非圧雪の上級コースへ行くような上級者が合っているかもしれません。

降雪量や雪質は?

降雪時は1日半で車がこうなることも

妙高エリアは白馬などよりも降雪量が多く、豪雪地帯でパウダーも楽しめます。

新潟でやや海から近いこともあるため、内陸ゲレンデと比べるとやや水分の含んだ雪質と言われることもありますが、最高標高も妙高エリアのスキー場では最も高く、私も以前年末に行った時には全面サラサラのパウダーが楽しめました。
それだけでなく、プリンス系列のゲレンデで、圧雪も非常にしっかりしています。個人的には圧雪が好きなので、晴れた日の綺麗に圧雪された中斜面のロングコースは最高でした!

欠点は宿泊施設。赤倉に宿泊がおすすめ!

欠点を挙げると、徒歩圏内には民宿は多数ありますが、大きな宿泊施設がないことです。
赤倉温泉から車で近いため、赤倉温泉に宿泊し、中日に赤倉、初日や最終日に妙高杉ノ原みたいな感じで、赤倉セットで行くのがおすすめです。

私が以前宿泊した、赤倉のホテルタケダは、3連休でも安かったのでコスパ重視な人にはおすすめです。

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赤倉温泉 ホテル タケダ

妙高・赤倉方面へスキーに行かれる方はぜひ一度妙高杉ノ原にも行ってみてください!

妙高杉ノ原公式ホームページはこちら
https://www.princehotels.co.jp/ski/myoko/winter/

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